皆さん、こんにちは!博士課程の「ななこ」です。
暑くて研究が全くはかどっていませんが(笑)、今回は私が感じている博士進学のメリットをお話していこうと思います。
博士のメリットは修士にあり!?
前回の”リケジョが博士進学を決めるまで~前編~”でも少しお話しましたが、修士に上がるとM1の夏はインターン尽くしでそこからM2の初め頃にかけて就活で忙しく、中々研究に時間を費やすことができません。
希望する業界・会社がある程度絞れている場合はまだましかもしれませんが、業界が絞れていないと10~20社ほどのインターンに参加することになり、その間は研究は手つかずの状態です。
また、冬のインターンも参加すれば修士の1年間はほとんど就活に費やすことになってしまいます。
他方私は、博士課程に進学することにM1の夏で方向転換できた(就活が悪いと言いたい訳ではないです)ので、
修士の2年間をじっくり研究に費やすことができ、修士論文は指導教員の先生からも非常によい出来だと評価していただけました。
そのため、私は博士課程に進学することで自身の専門性を高め成長することができると考えています。
研究だけでないメリット
私が感じたメリットはそれだけではありません。
もう一つの大きなメリットは、研究にも社会でも役立つ知識を身に着けられることだと感じています。
個人的には研究で得た知識・能力は民間で働く場合でも十分に役に立つと考えていますが、
私の場合修士で就活に費やさない分、研究以外の知識を学ぶ時間ができました。
自分の分野の周辺分野だけでなく、簿記や経営といった実社会の仕組み・政治に関する知識など
社会人となる上で欠かせない知識を修士の段階で学ぶ時間ができたのは自分にとって大きな財産だと感じています。
もちろん、こうした知識は働いてからでも身に着けることができるかもしれませんが、
働いてから学習のための時間が十分にあるとは限りません。
また、仕事上で必要とされて切羽詰まって学習する必要がないので、ゆったりとした気持ちでしっかりと知識を吸収することができました。
そのため、(修士課程も忙しく十分に時間が取れるとは限りませんが)人によっては就活に費やさない分、別の学習ができるのもメリットになるかと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回は博士課程進学のメリットについてお話していきました。
今後また何か感じたことがあれば、追加で書いていきたいと思います。