リケジョが博士課程進学を決めるまで~後編~

キャリア
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皆さんこんにちは、国公立大理系女子の「ななこ」です。

前回の記事からすごく日にちがあいてしまいましたが(ブログ作成に慣れていないので笑)

今回は私が博士課程進学を決めるまでの後編をお伝えしていこうと思います。

↓前編はこちらから

彗星のごとく現れた博士課程進学者たち

前回の話はM1で就活を何がなんでもしない頑固な私の話となりました(笑)

就活なんて嫌だ!となっていた私に“複数の!”友人が

「博士課程どうかなーって考えているんだけど」

「博士課程進学するつもりで、博士号取得後は○○のキャリアを考えてるんだけど、どう思う?」

と言ってきました!!!

博士課程は大学教員になりたかったら行くんでしょ?ぐらいの知識しかなかった私。

この後、友人に流されながら博士卒の先輩と話をして、博士課程へと心が傾いていくことになるのです。

やっぱり貴重な博士卒との交流

そこから私の大学出身の博士卒の先輩4・5人ぐらいと交流する機会がありました。

前編でも話していたように研究は楽しいと考えていたので、博士課程で研究にいそしむこと自体は不安感はなかったのですが、

世間的には”ポスドク問題”、”博士課程 人生終了”と言われるイメージが強く、博士課程後の就職が不安要素でした。

そこで博士卒の先輩から「理系でそんなに困ることはないと思う」(文系の人ごめんなさい)

「大学教員になるのは確かに大変だけど、民間もアリなら全然就職できると思う」と言われ

就活の不安感も払拭されました。

やっぱり先輩との交流は大事ですね!

ネットでも色々調べ、一応複数のインターンにも参加しましたが、

このまま就職するとせっかく深めた研究も中途半端になり、自分の成長も見込めない

そう感じて博士課程に進学することにしました。

博士課程進学を決めた後

博士課程に進学する!そう決めて指導教員の先生に相談しました。

全然そんな素振りもなかったのに突然部屋にやってきて「進学考えています!」と言い出した学生を

先生は唖然とした顔で見ていましたが(笑)

それでも進学自体を否定されることはなくあれよあれよといううちに進学試験を受けていました(笑)

修士では就活に時間を取られることもなく、研究に集中することができました。

その結果、修士論文ではかなりいい成果を出すことができました(指導教員の先生にもそう言っていただきました)。

ここが博士課程進学のメリットの一つでしょうか!

最後に

いかがでしたでしょうか?

私が博士課程進学を決めた経緯について前編と後編に分けてお伝えしてきました。

もちろん、人それぞれ状況は違うと思うので、必ずしも博士課程進学がいいとは言い切れないと思います。

特に文系の方は分野によっては厳しい状況にあると伺いましたので(同じ博士課程なのにおかしいですよね、、、)

博士課程進学が最適解と言い切れはしませんが、もっと博士課程進学を考える方が増えればいいなーと思う今日この頃です。