博士課程は忙しい?【理系女子の1日を紹介】

博士課程の日常
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皆さんこんにちは!理系女子の「ななこ」です!

ネットで検索してみると「博士課程 地獄」「博士課程 終わり」「博士課程 後悔」などとネガティブな言葉ばかりで、博士課程進学を諦めようかなと考えていませんか?

そもそも博士課程進学者が少なすぎて情報が得られず不安になりますよね…

そこで今回は少しでも博士課程進学を検討する方の参考になるように、私の平均的な1日のスケジュールを紹介したいと思います。

もちろん分野や研究室の状況によって変わります。

私は暇な方なので一概には言えませんが、「意外なんとかなりそう…?」と皆さんに希望をもっていただけると幸いです。

ズバリ!博士課程でのスケジュールはこれだ!

私のスケジュールは時期によって大きく異なりますが、大きく分けて繁忙期暇期に分けられます。

まず、この繁忙期と暇期の違いはぶっちゃけますと論文の締め切り前か否かです(笑)

基本、暇期はゆったり研究をして、繁忙期は論文に追われています。もっときっちり計画的にしたいですが、中々そううまくいかないのが研究というものです(笑) 直前に宿題に焦る学生時代を思い出しますね。

私のスケジュールの特徴としては、

  • 勉強の時間を確保している。
  • 研究をだらだらと長引かせない
  • 繁忙期でも暇期でも睡眠時間は必ず確保する。

何事もそうですが、博士課程で勉強は必須ですね。特に私は他の分野と連携した研究を行っており、勉強の時間が必ず必要です。ですので、必ず勉強時間を確保し専門性を高められるように努力しています。

また、研究を長引かせないことも大きな特徴でしょう。繁忙期はさすがに論文を書かないといけず、長時間研究を行っていますが、普段は必ず時間で区切ります。

その理由としては、「長時間やっても効率が良くならない」ことに尽きます。

人間、どんなに頑張っても長時間勉強したり仕事したりすることはできません。特に研究では非常に頭を使うので、長時間やるほどパフォーマンスが下がります。

ですので、私は必ず研究を時間でスパッと区切り、自分の時間を確保することで効率的な研究ができるように努力しています。

なぜ休息をきちんととれるのか?

見ていただいた私のスケジュールは(繁忙期でも)博士課程の学生の中ではきちんと休息をとっている方だと思います。私の周りにあまりいないので詳しくはわからないですが、噂やネット上の話を聞く限り、徹夜続きだったり夜遅くまで研究したりという情報が結構多いです。

私があまり忙しくない理由としては実験系ではなく解析系だからでしょうか。現状私は一度プログラムを組んだらあとは条件を設定して計算するだけという状態なので、実験準備や片づけなどに追われることがないという点が大きいです。

また、私は身体があまり丈夫ではないので規則正しい生活を保つ必要があることから、「いかに十分に休息の時間を確保しながら効率的な研究ができるか」に焦点を当てて修士時代から研究に取り組んでいました。

まだ修士にいたころ、博士課程の先輩方がみんな口を揃えて「身体だけは壊さないように無理をしないで」と言ってくださったことを覚えています。

体調を崩して長期間研究ができなくなった話が非常に多く、“絶対に無理はしない”を信条に研究をしています。

一番は先輩に聞くこと

今回、私が提示したスケジュールはあくまで私の一例であって、一般的なものではありません

解析系の研究室でもとてつもなく忙しい話もよく聞きます。研究室にコアタイムが設定されていることもよくありますし、、、。

ただ、世の中でよく言われるような”博士課程はしんどいのにオワコン”という状況は、必ずしも普遍的なものではなく、私のように心身の健康を保ちながら研究を実施することもできる、という希望をもって頂けると幸いです。

また、効率的に研究を進めるコツに関する記事も公開する予定ですので、このブログをチェックしていただけると幸いです!